こんにちは、暑い日々が続いてますね。
こんな時期、世の中のノラねこたちはどう過ごしているのかと心配です。
でもネコって快適な場所探し名人だから、きっと風通しのよいすずしい場所で寝てるかなと思います。
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今日は老いの話。
だれにでもやって来る老い。
わたしにもつるつる赤ちゃん時代があり、なにもケアしなくてもシワ1つない小学生時代があり、なにを食べても徹夜しようとも体にはほぼ影響なかった若かりし頃がありました。
そして気がつけばアラフィフ。今年の11月には50才というちょっとした大台に乗ります。
まさかわたしが50才とは、生きていればだれでもその日は来るのだけど、なかなかの響きです。ぞくぞくしちゃう。
でですね、40を過ぎた頃からなんとなく「わたしは老いているのだ」と意識しはじめました。でもそれは1日のうちのたいした面積を占めていなかった。ちょっと思い当たるけどまあいいか、みたいに過ごしていてもだいじょうぶだった。
ところがです。ここ1〜2年でその加速度たるものやおそろしーものがありまして、諸先輩方に言わせたらきっと「50からはもっとよ!」「60なんて急転直下よ」などと言われるのでしょうが、おののいております。
たとえば。
目です。視力が、格段に落ちました。わたし自慢じゃないけどずーっと目がよくて、高校くらいまでは両目1.5〜2.0でした。ただ、中学生くらいになると視力検査後にメガネをかけはじめる友人が増え、授業のたびにメガネをかけてる姿に「・・・めっちゃ勉強できそうな感じ!かっこい〜」と羨望の眼差し。しかしこちとら目はめちゃくちゃいい。見えないという感覚がわからない。「う、う、うらやましい」と思いメガネをかけたくて仕方がない。家でこっそり母のメガネをかけたりしてその顔を楽しんでいたりしました。
ところが、それから20代後半くらいからゆるやかに視力が落ちはじめ、1.0を切りはじめたので、わたしは晴れてメガネを新調することができました。その頃といえばちょうどzoffなどのメガネの価格革命が起きていた時代だったので、意気揚々とファッションに合わせたメガネをいくつも作る、などという大人の遊びをしておりました。
ただ別に日常にメガネは必要なほどではなく、映画館に行くとか大きなホールでコンサートを見るなどというときに必要なくらいでした。
そして40代半ばになり、近眼も進みさらに『老眼』という文字を無視しきれなくなって来ました。細かい字が見えにくい、、たしかに。なんとなくピントが合わない。目をこすったり、まばたきしたり、知らんふりしても、やっぱりなんか見えないかも。でもそれは重症ではなく疲れがひどいとか夜暗いところだと見えにくい程度でした。
しかし、、ここ2〜3年、ひどいものです。すっかり『老眼』という文字を引き受けております。老眼鏡を試着したとき「わぁ!見え過ぎる」とびっくりしました。それくらい衝撃だった。やっぱりわたしは老眼なんだ、と実感。
それでも老眼鏡を使うのは瓶の裏側の表記を読む時とか、細かい文字のパンフレットを読むときくらいで大丈夫でした。
それがそれで通用しなくなって来たここ1年。本を読むときは絶対老眼鏡ないと疲れちゃって疲れちゃって読書どころではない。普通にしていてもなんとなく全体がぼやけているというか、もう慣れちゃってるからこっちが普通になってるけど、おそらく本来はもっと輪郭が「ピン!」としてるだろう。
疲れるとすぐ目に来る感じです。老眼鏡なんてオーソドックスのからルーペタイプなどいくつも買っちゃってすでに3本もあります。
あとは歯。歯も弱くなりました。硬いものがちょっと自信持って噛めない。うかつにセラミックをかぶせてる歯で食べたりしたら割れちゃうもん。くわばらくわばら!無意識の勢いのそのせんべい1口でウン万円が飛んでくよ!そして疲れると歯茎が腫れちゃうこともままあって。この歯の状態であと何年過ごせるかと想像すると、ちょっと遠い目になります。なるべくこの状態をゆるやかにながーーくステイさせたい。心からの願い。
そして白髪。元々白髪は生えにくい体質なのですが、同年代の友人などは定期的に白髪染めしないといけないと言う、わたしもだんだんあやしくなってきた。とくに前髪の生え際あたり。ここが全体的にうす茶色に変色してきたな〜と思っていたら、気がついたらかなり白くなっていた。数本でなく団体様で。ということでたまにヘナ染してますが、素人がやることですので付け焼き刃にしかすぎない。うまく染まらず・・ヘナもそろそろ美容室でやってもらわないといけないかもと思う。(自然派思考のためヘナをチョイス)これまた忙しい日々が続いた数ヶ月後に白髪の密集地帯を見つけるという流れ。体をどう使ったかが答え合わせになってるようだ。
とどめはデコルテ。なるべく前が大きく開いた服は着ないでおこうと思ってる。ここ数年でクローズアップしてきたデコルテ問題。わたしは元々デコルテはわりと綺麗な方で、自分で言うかですけど、ある程度自信があった。ところがところが、ここ2年くらいで正体不明の吹き出物=老人性イボみたいなものができたり、ある姿勢になると突然出て来る首周りのシワ。このシワがほんとうに悩み。ちりめん状態だからもう目が当てられない。一気に老けて見えるね、このシワ。テレビで女優さんとかときどき顔はお綺麗だけど首元を見ると実年齢を象徴してるなーと思うことが他人事ではなくなって来た。いろいろ調べると皮膚の状態っていうよりも姿勢の問題らしい。前屈みになってる姿勢が多かったり、背中の筋力の衰えとか柔軟性が落ちたことによるたるみらしい。
ということでいろいろあげつらって来て、読んでて暗くなってしまったらごめんなさい。でもこれ現実。われわれはだれでも老いるのだ。「まだまだ先の話〜」と思っててもいつかその「先」だった時代は目の前にやって来る。そのとき冷静に状況を見て、対策できるものは対策し、できなければ静かに受け入れるというのが成熟した大人ではないのか。
シワだって人生の美しい奇跡としてとらえることもできるだろう。見なくても熟練の技ごとく感覚で動けるから視力が落ちても問題がないのかもしれない。いつまでもまっくろくろすけのようなボリュームたっぷり黒々としたヘアは50代には逆に違和感で似つかわしくないかもしれない。あくまでわたしは自然な老い方を目指したい。
ということで、若い世代に伝えたいのは老いは細部からやって来るよということと、だれでも通る道だよということです。
だからこそ若い人たちのピチピチの生命力あふれる身体を見ているとこちらが元気もらえるし、その生命力でこの地球という場所をぴちぴちのうちにたくさん歩いて行ってもらいたいと思う。
そして同年代のアラフィフのみんな!自分なりの対策でよかったことをシェアしあって、どうにもならなかったことは慰めあって行こうではないですか!きっと希望はある。
いまからできる対策ってある。今がこれからの人生では一番若く、一番時間があるのだから。
いまのところわたしがいいと思ってるのは、アーユルヴェーダのオイルマッサージ、筋膜リリース、クレイでの歯磨きとパック、水をよく飲むこと、筋トレ、ヨガ、ヘナ染、ウォーキング、トランポリン、1日2食、早寝早起き、瞑想、呼吸法です。
ということで、現場からは以上でした。
老いは末端からこんにちは
achukichi